よく分かる!BBT大学・大学院の「オンラインで学ぶ」を具体的に説明してみた
BBT大学・BBT大学院はオンラインで学ぶのですが、「オンラインで学ぶ」というのがイメージがつきづらいという人は結構いるのではないでしょうか。入学してやり方に慣れてしまえばなんてことはないのですが、入学前はイメージしづらいと思います。そこで今回は、1つの科目の開講から閉講までの一連の流れを通して、「オンラインで学ぶ」を具体的に説明してみようと思います。基本的に大学も大学院も一緒なので、大学・大学院どちらを検討していても参考になるかと思います。
目次:
■開講
■講義視聴
■ディスカッション
■課題
■最終課題
■終わりに
■開講
まずは講義が開講されます。開講タイミングはまず春期と秋期に分かれ、どちらかのみ開講される科目もあるしどちらも開講されるものもあります。大前学長の科目や斎藤顕一先生の問題解決は通年だったりもします。以下前提として、おおよその内容であり、科目によって課題の多寡や構成は異なります。「おおよそ基本的にこういう感じ」というところを説明します。
-講義、ディスカッション、課題、最終課題
開講するとまずはアナウンスが表示されます。そこではその科目の内容、課題の数や有無、成績評価などが公開されます。科目の構成としては、基本的に、講義、ディスカッション、課題、最終課題に大別されます。詳しくは後述します。
-成績評価はざっくりと講義視聴10%、ディスカッション・課題が40%、最終課題が50%のケースが多い
成績評価は講義視聴が10%、ディスカッションや課題が40%、最終課題が50%で、60%未満は不合格となるケースが多いです。細かい部分は科目によって異なりますが。ただ、これを見て分かるように、講義視聴は成績の10%のみなので、ディスカッションや課題をしっかりやらないと最終課題だけ出しても単位はもらえません。手を抜いても楽して単位を取れる、というわけには基本的にいかないです。
■講義視聴
それでは講義視聴、ディスカッション、課題、最終課題についてそれぞれ見ていきます。まずは講義視聴から。
-講義は全部でおよそ60分×13~15回で基本的に録画
講義は60分×13~15回くらいの分量です。大学だと60分の講義が20分×3回に分けて配信される場合もあります。細切れ時間にも勉強しやすい、集中力が続きやすいなどの配慮があるのかもしれません。大学院は基本的に60分の講義がまるごとぽんっと配信されます。
また講義は録画であり、ニコ生?スクー?みたいにリアルタイムというわけではありません。なのでライブ感はやや感じられないかもしれませんね。その代わり適宜編集がなされているようで、受講者が聴きやすいように構成されています。
-講義の配信は週に2~3回×4~5週間
講義の配信は週に2~3回です。月・水・金配信の科目もあれば、火・木に配信される科目もあります。配信日の13時に講義視聴が可能になります。そのため、1週間あたりで講義視聴に必要な時間は「(履修科目数)×60(分)×2~3(個/週)」といったところでしょう。4科目履修していたらざっくりですが、4×60分×2~3=8~12時間くらいですね。意外と多いという印象でしょうか?それとも少ない?講義視聴は学習のごく一部なのでそこだけに時間をかけるわけにはいかないですね。ここで活躍するのがスピード調整機能です。
-スピードの調節が可能(2倍まで速められる)
講義はスピード調節が可能です。これはリアルタイムの生講義では不可能ですね。60分の講義も2倍速で見れば30分で視聴を終えられます。ただし速くしても講義内容を理解できなければ意味がありません(笑)なので必ずしも2倍速を推奨するわけではありません。講義内容や講師の話すスピードを加味して自由にスピード調節すれば良いと思います。
-途中で止めることも可能で、必要に応じて何度も繰り返し見れる
講義を一時停止することもできます。メモをとりたいときに一時停止すれば、講義を聞き逃すこともないですね。内容が十分に理解できていないと思ったら再度講義を見ることもできます。普通の大学だと無理ですね。
-受講認証が必要
成績で10%を占める講義視聴ですが、本当に講義を見ているかを調べるために受講認証画面が出てきます。でもこれは普通に講義を見ていれば何も問題はないです。受講認証のマークが出たらそこをポンと触ればそれでOKです。PCで視聴している場合はアルファベットが出てきてそれを押すだけです。※ただし講義を聴きながら居眠りしていたらダメですね(笑)
■ディスカッション
次はディスカッションです。ここが一番イメージしづらいところだと思います。
-参加者はクラスメートの他にアドバイザーや担当教授
ディスカッションができるオンライン掲示板のようなものがあり、そこで自由に発言・投稿ができます。ディスカッションに参加するのはクラスメート、ディスカッションを補佐してくれるアドバイザー(基本はBBT大学院卒業生)、そして担当教授です。科目によって様々で、アドバイザーがたくさんサポート・発言してくれる科目もあれば、クラスメートのみのディスカッション主体のケースもあります。科目としてのスタンスとアドバイザーの性格にもよるような気がしますが、基本的にクラスメートとディスカッションすることになります。
-講義の内容を関連したことを自由にディスカッションする。質問、主張幅広くOK
ディスカッション内容は、講義を視聴して考えたこと、疑問点などです。クラスメート・アドバイザー・担当教授全ての発言を見ることができます。全て実名です。ディスカッション自体はリアルタイムではなく、各人が発言できるときに発言していく感じです。半日から1日くらいのタイムラグはあります。仕事の忙しさや生活リズム、もっと言うと住んでいる国さえ違う場合があるのでリアルタイムでは難しいですね。
ただし、自分が発言して半日から1日のタイムラグはあまりデメリットには感じません。タイムラグがある分、冷静に自分の考えを文章にできます。感情的なディスカッション(というより口論?)にはほとんどならないので、事実ベースで建設的なディスカッションができます。
例えば私が、
=====
講義で触れられていた●●について、私は~~~だと思います。
理由はーーーーーだからです。
=====
と発言したら、それを読んだクラスメートが以下のように返信したりします。
=====
> 講義で触れられていた●●について、私は~~~だと思います。
> 理由はーーーーーだからです。
その理由として挙げられているーーーーーは本当でしょうか?
こういった事実があるので、それに反するようなのですがいかがでしょうか?
◯参考「♯♯♯♯♯♯に関するレポート」
http://www.~~~~.com
=====
超ざっくりですがこんな感じですね。なお誰が誰の発言に返信するかは完全に自由です。自分が気になった内容や、何かしら情報を付加できるところにがんがん返信していけば良いと思います。
-リアルタイムではないので、自分の都合の良い時間にクラスメートの発言を読んでそれに対して返信したりする
上記でも触れましたが、リアルタイムのディスカッションではありません。そのため、都合の良い時間にディスカッション・発言すれば良いです。返信する以上は人の発言も読む必要があります。これも意外と時間がかかります。なので読む時間・考える時間が結構あり、自分の意見を出すことに時間がかけることになります。講義を視聴するという受け身(?)な学習よりも、考えて自分の意見を出す方にウェイトが置かれています。
-かかる時間は人それぞれ
そのため、ディスカッションにかける時間は人それぞれです。1週間の勉強時間はどのくらいか、という質問に回答しづらいのもこのためです。「これだけやればOK」という基準がないため、時間配分を自分で考えていく必要があります。ただし、打ち込めばそれだけ得られるものは大きいと思います。
■課題
次は課題について説明していきましょう。形式は、ざっくりと、ディスカッション形式とレポート形式の2つです。
-課題内容が与えられてディスカッション形式で議論していくタイプが1つ目
まずは課題の内容が与えられて、それについてディスカッションしていくタイプがあります。たとえば、「◯◯を××するにはどうすればよいか?」みたいな感じでテーマが与えられてそれについてクラスメートとディスカッションしていきます。基本的にディスカッションで説明したようにやる感じです。
-WordやPPTなどでレポート形式で提出するものがある
もう1つはレポート形式です。「◯◯を××するにはどうすればよいか?」みたいなお題に対して、Wordで800字以内で回答したり、PPTでまとめたりします。どちらかというとディスカッション形式の課題の方が多いような感じがします。
-いずれも締切が決まっている
上記2つの課題はいずれも期限が決まっています。レポート形式であれば締切直前に出しても構わないですが、ディスカッション形式の場合はディスカッションして理解を深めていくことも目的に含まれていくので、締切直前というのはあまりおすすめできませんね。
■最終課題
講義視聴が終わり、ディスカッション・課題も終わったら、最後は最終課題です。
-基本的にレポート(WordやPPT)
基本的にレポートでWordやPPTでまとめます。800字で回答せよ、とか、1200字以内で説明せよ、みたいな感じです。最終課題の内容は口外NGでクラスメート間でも相談等のやりとりはNGなので、自分ひとりで考えて答えを出す必要があります。最終課題はおおよそ内容が発表されてから10日間ほど時間があり、締切をむかえます。これで全て終わりです。あとは成績発表を待つのみです。
■終わりに
いかがでしたでしょうか?不明点が少しでも取り除けたら幸いです。もし「ここが分からない」というところがあれば問い合わせもらえれれば回答しますー。
-紹介制度のお知らせ
2015年春期にBBT大学・BBT大学院を受験予定の方向けに、紹介制度があります。詳細は下記をご覧下さい。
BBT大学を受験予定の方→「2015年春期にBBT大学受験予定の方!紹介制度で推薦できます」
BBT大学院を受験予定の方→「BBT大学院!2015年春期受験者向けの紹介制度のご案内」
では!
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